蚕の繭の糸引きを体験しました。(中学年)

9月21日(火)に中学年は、総合的な学習の時間に蚕の繭の糸引きを体験しました。この日の活動に向けて、子供たちは、使う道具や糸繰りの手順を調べてきました。

1班に6個の繭から糸をとりました。繭を煮詰める人、繭から糸の端を探し出す人、糸を巻き取っていく人など役割を分担し、交代しながら糸を繰っていきました。始めのうちは楽しそうに糸車を回していた子供達。ところが、少ない数の糸で繰ろうとしたりして糸が切れてしまいました。「湯気が熱い」、「糸が切れる」だんだん真剣な顔つきになってきました。「ゆっくり動かそう」、「糸を何本も合わせてやってみよう」などの言葉をかけあいながら、どうすれば糸が切れないのかなどを工夫して活動する様子が見られました。

糸引きを体験したことで、昔の人たちの苦労を実感し、糸を繰るために工夫を凝らしていたことが実感できたと思います。